豊橋公園本丸広場(吉田城本丸跡)の北東角が入道櫓(にゅうどうやぐら)跡
豊川(とよがわ)河畔側の土塁(本丸側は石垣)上に建っていた隅櫓
入道櫓跡には標柱以外には隅櫓の痕跡は見られませんが、軍駐屯時代に造られたコンクリート製の基礎(貯水槽跡)と昭和20年以降に造られたと思われるコンクリート製のテーブルセットがあります
2017年7月撮影古の吉田城を写した唯一の古写真(2020年4月時点)には豊川から姿が撮られてますが、控えめに写っている二重の隅櫓が入道櫓
吉田城古写真 豊橋市役所13階 「とよはし物語館」解説より写真から、1層目には北側と西側に千鳥破風があるため、四方に千鳥破風をもった隅櫓と思われ絵図と同じような建物だったようです
↓ 絵図で描かれた入道櫓
吉田城本丸二之丸絵図(解説板より)
※入道櫓台の上部へは、2018年6月ころから石垣の安全性の懸念から立入禁止となっています(2020年4月現在)