豊橋市美術博物館で公開中の「未来へつなぐ災害の歴史展」に行ってきた
城が主題じゃないけど、吉田城も城下町はじめ藩内も災害もあったはずなので、その参考に見に行った
感じたこと
災害の記録は時代ごとに記録される災害に偏りがある(実際に発生する災害に偏りがあったのか、時代ごとにクローズアップされる災害が違うのかは不明)
どの災害も現在でも発生しているけど、完全に制しているものは無さそう
第2展示室では藩士が「地震起ったのは俺の力足りないから…」(そんなイメージの事)と書いている。その隣には、名主が地震被害を憐み街のために藩に差し出した義援金を、藩が被災者から支援求められられると、さも自分で出したような顔をして渡した(そんなイメージの事)が書いてある。同じ人物じゃないけど…。
第3展示室は「鯰絵」。「偉い奴らは地震災害を良い事に儲けてる」(脳内イメージ)というような浮世絵(風刺画)がある。
どちらも安政大地震(東海・江戸)だけど、民衆が感じるの幕末の断片が解る
入り口に史料の残る災害一覧があり、災害の種類(飢饉・地震・火事・水害)ごと色分けして載っていたけど、あれだけでも紙資料くれると嬉しかったけど、何もなし…。
入場料500円
公式ガイドブック 800円
第一展示室に展示してある秋葉権現像(ポスターに写っている像)
もともとは吉田城内(武家屋敷街)の秋葉社に祀られていたらしい
現在、秋葉社は駐車場になっている(「吉田藩藩士屋敷図」より)
豊橋公園案内図に示すと ↓
秋葉社(秋葉神社旧址)の石碑
未来へつなぐ災害の歴史展
2020年2月1 ~ 2020年3月22日
東日新聞:「災害の歴史 教訓未来へつなぐ 豊橋市美術博物館で来月22日まで企画展」(2020/02/09)2020.2.11閲覧