今朝見てきた、吉田城千貫櫓台石垣の被害
吉田城石垣 5/24 千貫櫓台の石垣被害見てきた感想
以前の写真(2019年5月)の写真と比較すると、千貫櫓の東面が1/2弱は崩れている感じ
特に南東角も崩れ落ちてる。
崩れた上部は木の根がかなりあり、土も黒いから土が緩んでいたのかもしれない。
(発掘調査のとき見た土は赤っぽかった)
(2021年3月の吉田城址発掘現場一般公開)
南面には玉石が多く見られる(この部分の土は赤っぽい)けど、
それと比較すると東面は少なく見える(土が被さり見えないだけかも)
千貫櫓台の石垣は江戸時代の2度の大地震でも崩れた場所だから、裏側の造りが異なっていたのかも…
本丸広場側からのアップで撮った写真見ると、玉石の他に、瓦とかコンクリート片らしきものも写ってる。
瓦は発掘の時の解説でも聞いたから納得だけど、コンクリート片が混じってるのは明治以降も補修されたか?
(近くで観察していないので正しくない可能性もあり)
あと、崩れる以前から気になっていたこと。
隅部(写真の②の部分)は整形された石が使われているけど、算木積としては石の長さが短かくて、平らな面に食付いていない感じ。(写真の①の部分は石が飛び出していたようにも見える)
名古屋城の積み方と比較すると『頑張りましょう』といった感じか…
この部分、数年前に3D測量もしてたから現状に戻すことは早々にも出来るのだろうけど、千貫櫓の調査もあるだろうから修復には時間かかるのかな…?
※個人の感想・意見です
※blog記事転載(2022.7.22)